自分の体について、どのくらい知っていますか? 自分をケアするためには、自分の体をよく知ることが必要です。また、他者とコミュニケーションを取る上でも、自分とは違う体について正しい知識をもっておくことが欠かせません。yoiに寄せられた女性の体についての素朴な疑問や不安に、吉本レディースクリニック院長・吉本裕子先生にお答えいただきました。

吉本裕子(よしもとゆうこ)先生

吉本レディースクリニック院長

吉本裕子(よしもとゆうこ)先生

産婦人科医。日本専門医機構認定専門医。高知医大(現・高知大学医学部)卒業。金沢大学付属病院、富山市民病院を経て現職。NPO法人女性医療ネットワーク理事、富山市医師会理事、性暴力被害ワンストップ支援センター富山協力医師、女性被害者支援ネットワーク医師、富山大学人間発達科学部附属中学校評議員。吉本レディースクリニックは、病気治療だけでなく、女性の人生に寄り添い、心身の拠り所となるクリニックとして定評がある。『Rp.+(レシピプラス)VOL.21 NO.1 2022冬「ホルモンとくすり」』(南山堂)共同執筆。

女性器のギモン23

Q23:知っておくべき、性感染症のサインを教えてください。

A23:おりものの変化、性交時の急な痛み、皮膚病変などがおもなサイン

吉本先生:性病(性感染症)はセックスにより感染し、あらゆる症状を引き起こします。それだけでなく銭湯やプールからの感染、免疫力の低下で発症することも。自己判断が難しい&自分で治すことはできないので、必ず婦人科で相談を! 代表的な性感染症のサインをいくつかご紹介します。

【性器カンジダ】
陰部のかゆみ・発疹、おりものの変化(色、質感、量、におい)、性交痛

【性器クラミジア】
おりものの変化(色、質感、量、におい)、不正出血

【性器ヘルペス】
外陰部や腟の不快感、かゆみ、痛み、水疱、びらん

【梅毒】
皮膚の発疹・ただれ、リンパ節の腫れ、口内のただれ・しこり

性感染症 性病

取材・文/井上ハナエ 構成/木村美紀