『ゲラン』による女性養蜂家養成プログラム「Women for Bees(ウー マン・フォー・ビー)」。女性養蜂家を増やすことで、ミツバチの保護を促進すること、養蜂文化やノウハウを次世代に伝える活動を目的としています。

今回、「Women for Bees」のゴッドマザーを務めるアンジェリーナ・ジョリーが来日。「Women for Bees」卒業生との交流や次世代向けの意識啓発プログラム「Bee School」へ参加。活動への支援を行いました。

アンジェリーナ・ジョリーがミツバチ保護活動と「Women for Bees」プログラムを支援

アンジェリーナ・ジョリーが『ゲラン』とともにミツバチ保護活動と女性養蜂家の育成・支援プログラムを支援 Women for Bees ウー マン・フォー・ビー

©Keiichiro Nakajima

地球上の農作物のほとんどがミツバチの媒介によって受粉されると言われるほど、人間が生きる上で欠かせない存在あるミツバチ。ブランドの象徴としてミツバチを大切にしてきた『ゲラン』は、長年ミツバチを守る活動を行ってきました。

『ゲラン』が行っている女性養蜂家養成プログラム「Women for Bees」は南フランスを皮切りに、カンボジア、メキシコ、ルワンダ、そして日本など世界中へと拡大。これまでに約105名の女性がトレーニングを修了。日本では、18名の女性がトレーニングを修了し、今年は12名がプログラムに参加予定です。

アンジェリーナ・ジョリーと女性養蜂家養成プログラム参加者 ゲラン Women for Bees ウー マン・フォー・ビー

©IAN GAVAN

アンジェリーナ・ジョリーと女性養蜂家養成プログラム参加者 ゲラン Women for Bees ウー マン・フォー・ビー 2

©IAN GAVAN

この「Women for Bees」のゴットマザーを務めるアンジェリーナ・ジョリーが今回来日。日本のローカルパートナーである2つのNPO法人の協力のもと、「Women for Bees」の卒業生と交流、意見交換を行いました。

女性の教育とトレーニングの力を強く信じるアンジェリーナ・ ジョリーにとって、日本の女性および養蜂業に従事する女性が直面する性別不平等の課題は、特に心に響くものだったそう。都市部の養蜂コミュニティではその職業は成長しつつあるものの、いかに閉鎖的で男性優位な状況が続いているかを知ったとのこと。

アンジェリーナ・ジョリーは今回の交流会について「女性は生まれながらにして有能であり、大きな力を秘めています。しかし、彼女たちは抑圧され、自分たちの本来のポテンシャルを残念ながら発揮することができていないことが多いのです。Women for Beesを通して、さまざまな女性たちと出会い、世界中の養蜂について学び、友情や姉妹関係を築くという経験は、とても記憶に残るものです。私やゲランが彼女たちを引き上げているのではなく、彼女たちに場所を与え、貢献できることがたくさんある思慮深いプロフェッショナルな人間として真剣に向き合っているのです。」とコメントを寄せています。

アンジェリーナ・ジョリーと桐谷美玲 ゲラン 女性養蜂家養成プログラム Women for Bees ウー マン・フォー・ビー

©Keiichiro Nakajima

Bee Scholl アンジェリーナ・ジョリー ゲラン 女性養蜂家養成プログラム Women for Bees ウー マン・フォー・ビー

©Keiichiro Nakajima

また、『ゲラン』のジャパン アンバサダーを務める桐谷美玲さんとともに、小学生向けの意識啓発プログラム「Bee School」へも参加。「Bee School」は、2018年スタートしたミツバチの役割と保護について学び、意識を高めることができるプログラム。2022年に日本で最初のセッションを実施して以来、約700名の子供たちが修了。2024年には、東京や大阪だけでなく、札幌、名古屋、宝塚などの全国15箇所の都市に拡大し、さらに1000人の子供たちが参加する予定です。

アンジェリーナ・ジョリーは、子供たちへ向けてミツバチの存在意義、大切さをセッション。参加した子供達にとっても貴重な経験となったようです。

女性養蜂家の育成・支援プログラムを支援 アンジェリーナ・ジョリー ゲラン Women for Bees ウー マン・フォー・ビー 1

©Keiichiro Nakajima

女性養蜂家の育成・支援プログラムを支援 アンジェリーナ・ジョリー ゲラン Women for Bees ウー マン・フォー・ビー 2

©Keiichiro Nakajima

女性養蜂家の育成・支援プログラムを支援 アンジェリーナ・ジョリー ゲラン Women for Bees ウー マン・フォー・ビー 3

©Keiichiro Nakajima

「Women for Bees」プログラム
2020年にスタートした「Women for Bees(ウーマン・ フォー・ビー)」プログラムは、『ゲラン』とユネスコによって設立された女性養蜂家養成プログラムです。ユネスコの世界生物圏保護区ネットワークで展開される同プログラムを主導に、女性養蜂家育成を支援する活動は、日本やスペイン、イタリア、メキシコにおいても、現地のNGOやNPOと連携の上で行われていま す 。日本では東京の銀座ミツバチプロジェクト(NPO)、大阪の梅田ミツバチプロジェクト(NPO)、イタリアではボローニャとカラブリアのConapi(NGO)、スペインではバルセロナのEl Rinco de la Abeja(NGO)、メキシコでは南東部のユカタン地方のFundación Maya Selva(NGO)と活動しています。

同プログラムは、地元や固有のミツバチ、その福祉、維持管理、 再繁殖、およびミツバチに関する教育に重点を置きながら、専門知識に基づく持続可能な職業活動を通じて女性のエンパワーメントを促進することを目指しています。また、全ハチ種の 受粉媒介者としての重要性に対する認識を高めることを目指しています。

5月20日は「世界ミツバチの日」。『ゲラン』による女性養蜂家養成プログラム「Women for Bees」、そしてアンジェリーナ・ジョリーの支援活動に目を向け、ミツバチの大切さや保護活動について考えるきっかけにしてみて。