2024年8月より、多数ご応募いただいた中から読者代表として選ばれた「yoiクリエイターズ」による発信がスタート! 今回は三軒茶屋にある、黄土漢方よもぎ蒸し専門のサロン「N by mariran」でのひとリート(半日程度で、一人でサクっと癒されるリトリート体験)をレポートしてもらいました。

【yoiクリエイターズとは?】
yoiの読者としての目線を生かし、語学やアート、文章表現などのクリエイティブスキルを発揮して、情報を発信していくクリエイターのこと。ビューティーやウェルネス、カルチャーや社会派の記事など、それぞれの得意分野でyoi読者におすすめのコンテンツを毎月配信します。メンバーは25年4月現在石坂友里さん、くどうあやさん、高橋琴美さん。

yoi  yoiクリエイターズ Nbymariran エヌバイマリラン

今回は東京都内にいながら、まるでリゾート地にいるような贅沢なひとときを楽しめる「N by mariran(エヌ バイ マリラン)」を訪れ、癒しの空間でよもぎ蒸しとヘッドスパの体験取材をしてきました!

石坂友里

モデル|ライター

石坂友里

1988年、東京生まれ。スカウトされ2001年『週刊朝日』表紙モデルでデビューする。雑誌、広告のほか、CMやMV、SHOW、映画にも出演。韓国人デュオBrown eyesのMVに出演したことをきっかけに、活動の幅を韓国にも広げる。現在はライターや、ときどき韓日翻訳家としても活動中。

扉を開ければ広がる、癒しの空間

yoi  yoiクリエイターズ Nbymariran エヌバイマリラン

三軒茶屋の駅から徒歩約6分ほど。スマホの地図を頼りに歩いていると、アーチ形の素敵な入り口を発見。お店の外観からも、その特別な雰囲気が伝わってきます。

扉を開けると、目の前に広がるのはベージュを基調とした洗練された空間。まるで砂漠のオアシスに迷い込んだような感覚に、思わず胸がときめきます。

日々の忙しさを忘れ、心と体をリセットできる特別な空間。都会にいながらもリトリート気分を味わえるN by mariranが目指すのは、訪れる人が自分自身と向き合い、自分を大切にする時間を取り戻せる場所であること。

 「ここで3時間、癒しのひとときを過ごせるなんて!」と、期待が膨らみます。案内してくださるスタッフさんもとてもおしゃれな雰囲気で、すでに癒し度は最高潮。心も体も解きほぐされる、極上の時間の始まりです!

yoi  yoiクリエイターズ Nbymariran 三軒茶屋

まずはよもぎ蒸しの待機ルームへ案内され、カウンセリングシートを記入します。

現在の体の悩みや生理に関する質問があり、私は生理の悩みに対して「毎回薬を飲んでも足りないほど生理痛がひどい」と回答しました。その内容をもとに、適切な蒸し方やおすすめの漢方を提案してもらいます。

スタッフさんのお話によると、よもぎ蒸しは約600年以上前に韓国で誕生し、もともとは産前・産後のケアとして始まったものだそう。そのため女性の子宮ケアやホルモンバランスを整える効果があるとされており、女性の悩みに寄り添った施術として人気があるのだとか。特に生理痛の緩和には高い効果が期待できるそうです。

yoi  yoiクリエイターズ よもぎ蒸し Asuca黄土

よもぎ蒸しでは、よもぎ蒸し専用の椅子や、よもぎを煮るための壺を使用しますが、N by mariranではAsuca黄土100%の専用椅子と壺を使用しています。

Asuca黄土には酵素が豊富に含まれており、高い殺菌力と解毒作用があるため、直接肌に触れる椅子でも安心して使用できるのだそうです◎。また、黄土が発する遠赤外線の効果で体の深部からじんわりと温められるため、冷えの改善やデトックス効果が期待できます。 

よもぎ蒸しからスタート

yoi  yoiクリエイターズ よもぎ蒸し Asuca黄土 2

そして、よもぎ蒸しを行う個室に移動しスタッフさんから施術の流れについてレクチャーを受けました。N by mariranのよもぎ蒸しは、顔蒸し・座蒸し・背中蒸しの三工程を40分かけて行うというこだわりぶり◎。

まずは、椅子の前に座り、床に腰を下ろした状態で椅子の穴に顔をスポッとはめるようにし、蒸気を直接顔に当てていく顔蒸しから始まります。

目を開いたまま蒸気を浴びることで、目の粘膜からも漢方の成分を取り入れることができるそう。さらに、鼻から吸って口から吐き出す深呼吸を意識しながら、舌をベーっと出して息を吐くことで、舌下からも成分を吸収できるとのこと。


お肌の荒れや花粉アレルギーなど、気になる部分もしっかりと蒸気を当てていきます。

その後、座蒸しで「会陰(えいん)」と呼ばれる膣と肛門の間の粘膜に漢方の蒸気を直接当て、体全体を温めていきます。この部分は角質がなく体の中でも特に吸収率が高い場所で、漢方の成分をより効率よく取り入れることができるそうです。

一方で、体内にさまざまなものを吸収しやすいデリケートな部分でもあるため、Asucaの殺菌力の高い黄土椅子を採用し、直接肌に触れても安心して施術を受けられるよう配慮されているのだとか。そして最後に背中蒸しで背中を重点的に温めていくという流れです。

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着替えを終えると、スタッフさんが壺に入った漢方を運んできてくれました。この漢方を蒸し、発生した蒸気を体内に吸収していきます。そして、40分間のよもぎ蒸しが終わったあとには、壺の中の漢方がどのように変化したかを確認し、その日の体調や状況を見ていくそうなんです。

よもぎ蒸しに使用する漢方ブレンドは3種類あり、初回は「美容ブレンド」が基本。2回目以降からは女性特有の悩みに特化した「婦人ブレンド」、もしくは発汗をより促す「ダイエットブレンド」から、その人に合ったブレンドをスタッフさんが提案してくれます。

このブレンドは専属の漢方医が調合し、26種類の漢方を配合。そのうち10種類は共通成分として、体の炎症を抑える働きが期待できる漢方を主に使用しているとのことでした。

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早速壺の前に座って顔蒸しから始めます。そして5分の顔蒸しが終わると、次は座蒸しです。椅子の上で体育座りをしたり、疲れたらあぐらをかいたり、片足ずつ下におろして座ります。

おろした足は椅子の側面にかかとが当たるように置くと、そこからも遠赤外線の効果を感じられるとのことでした。

ここから30分、この体勢でじんわりと汗をかいていきます。内側からゆっくりと温められるので、汗は一気に噴き出すのではなく、じわじわとにじむような感覚。水を飲みながら深呼吸をしたり、何も考えずにリラックスすることで、よりよい解毒につながるそうです。

普段、ついスマートフォンを触ったり仕事のことを考えたりしてしまう私にとって、何もせずに過ごす時間はなかなか貴重なもの。よもぎの優しい香りと、じんわり広がる温かさに包まれるこの時間は、まるで心まで癒されるような特別なひとときでした。

温度は
熱すぎることはなく、むしろ心地よい温かさが広がります。全身に蒸気がまとわりつき、汗なのか蒸気なのかわからないほど肌がうるおっているように感じました。

最後は、背中に蒸気を当てる背中蒸しを5分行い終了。椅子の手前側に座ることで、背中にしっかりと蒸気を当てます。生理中に腰を温めると楽になるように、背中を温めることも大切なのだとか。実際、あぐらの姿勢では背中があまり温まっていなかったことに気づきました。

最後の背中蒸しが効いたのか、専用の室内着に着替えると、体の芯からじんわりと温まっているのを実感。よもぎ蒸し中も心地よい温かさを感じていましたが、終わったあとのほうがさらにポカポカしているような、不思議な感覚です。

たくさん汗をかいたはずなのに、タオルで軽く拭くだけで汗はサラッと引き、ベタつきもありませんでした。スタッフの方によると、この汗は「皮脂腺」から分泌される、いわゆる「いい汗」なのだそうです。

日常生活でかく汗とは異なり、この皮脂腺からの汗には、日常生活で体内に取り込まれた添加物や大気汚染物質、薬に含まれる重金属などが含まれており、それらを効率よく排出できるのだとか。

この汗はさらさらで無味無臭、肌の保湿にもよい影響を与えるのだそうです。 だからよもぎ蒸しのあとにシャワーを浴びる必要はなく、むしろそのまま肌になじませるのが理想的とのことでした。

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よもぎ蒸しのあと、壺の中の変化を確認しました。まず、お湯の減り具合をチェック。私の場合、約2.5cmほど減っていました。この減り具合が、体がどれだけ漢方の成分を吸収できたかの目安になるそうです。

細胞が元気な状態であれば、成分をしっかり吸収できるため、お湯の減りも大きくなり、逆に心身ともに疲れすぎていると、ほとんど吸収されず蒸発のみで終わることもあるとのこと。
目安として、2〜4cmほどお湯が減っていれば、よい吸収ができているサインなのだそうです。

次に、壺の内壁を確認すると、アクのようなものが付着していました。これは体に不要なものを溜め込んでいたサインなのだそうです。黄土には「選別する力」があり、よいものを体に引き寄せ、不要なものをしっかりと外に出す作用があるとのこと。普段意識していなくても、知らず知らずのうちに溜め込んでいたものが、こうして目に見える形で現れるのは驚きでした。

最後に、水面に浮いている油膜を確認。スタッフの方によると、私の壺にはしっかりと油膜が出ているとのことでした。これは体が「不要なものを外に出す力」を持っている証拠で、排出力が高いほど、油膜も厚くなるのだそうです。

もし油膜がほとんど出ていない場合は、内臓が疲れていたり、解毒機能がうまく働いていない可能性があるとのこと。続けてよもぎ蒸しを行うことで、このデトックス力をさらに高めることができるそうです。 

さらに、私の壺の外側には白い薬草の浮きが見られました。これは「冷え」のサインなのだそうです。深刻な状態ではないものの、体が冷えやすい傾向にあるとのこと。普段から冷えを感じることがあったので、まさに今の自分の状態を映し出しているようでした。

壺の結果がすべてではなく、あくまで目安として捉えてほしいとのことでしたが、こうして自分の体の状態を目で見て確認できるのは、とても興味深い体験でした。 終わったあとの爽快感と心地よい温かさを感じながら、よもぎ蒸しの奥深さを改めて実感しました。

そのままヘッドスパへ

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yoi  yoiクリエイターズ ヘッドスパ 三軒茶屋

体がポカポカして心地よいまま、次はヘッドスパへと移動しました。よもぎ蒸しとセットでヘッドスパを受けると、全身の巡りがよくなり、より高い効果が得られるそうです。

ヘッドスパ用の台は2台あり、友人やカップルで一緒に施術を受けることもできるそうです。まずはカウンセリングシートの記入からスタート。体調や気になる悩みを記入し、それをもとにカウンセリングが行われました。

N by mariranでは、頭浸浴を取り入れたウェットヘッドスパを行っています。施術では炭酸泉を贅沢に使用し、頭皮を優しく洗浄しながら血行を促進。流れは「カウンセリング → シャンプー → 頭浸浴 → ヘッドマッサージ → 流し → ブロードライ」となっており、凝りをほぐしながら深いリラックスへと導いてくれるのだそうです。

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使用するシャンプーやスパ製品は、イタリアのオーガニックブランドのヴィラロドラのもの。環境にも頭皮にも優しい製品にこだわっているそうです。 さらに、マッサージ用のクリームに混ぜる9種類のアロマオイルの中から、その時の気分に合う香りをセレクトできるのも魅力的です。

私はデイドリームという名前のオリエンタルな香りのブレンドアロマに。すっきりとした甘さがいい香りで、ラベンダーも配合されており、安眠効果もあるそうです。

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シャンプー台に寝ると、足もとと背もたれにヒーターが内蔵されており、じんわりと温かい設計。美容院のシャンプー台をさらに大きくして、よりリラックスできるようにしたような感覚です。   最初はシャンプーから始まります。

ヘッドスパ 三軒茶屋 N by mariran リトリート ひとり 

次に、頭浸浴へ。炭酸泉をゆっくりと頭にかけ流し、副交感神経を優位にしながら疲労回復モードへと切り替えていきます。さらに、炭酸泉には髪や頭皮の汚れを除去し、カラーやパーマ後のアルカリ性に傾いた髪を弱酸性へと戻す効果もあるそうです。 お湯の流れる音が耳もとで響き、想像以上にリラックスできる時間。

以前、インドネシアでアーユルヴェーダを体験したとき、オイルを額に垂らすシロダーラを受けたことがあるのですが、それとはまた違った癒し。特に、水が流れる音を間近で聞くことは日常ではなかなかないため、まさに至福のひとときでした。

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最後は40分間の本格的なヘッドマッサージ。前頭筋・側頭筋・後頭筋のコリを、国家資格を持つプロのスタッフが丁寧にほぐしていきます。

施術が進むにつれ、呼吸が整い、まどろみの中へ。寝るか寝ないかの境界をさまよう感覚に包まれながら、幸福感に満たされていきます。施術の気持ちよさに、取材中にもかかわらず、うっかり夢の世界へ……(笑)。

ヘッドスパ 三軒茶屋 N by mariran 頭皮 ケア 体験

至福の時間が終わり、鏡の前で髪を整えていただきました。撮影の仕事でも「頭皮が赤い」と指摘されることが多く、少し気になっていたのですが、施術後は顔の肌と同じように頭皮も白くなり、血行が改善されているのを実感しました。

また、頭皮がかなり固くなっていたそうで、しっかりとほぐしてもらいました。終わったあとは、目がぱっちりと開くような感覚に驚き。自分では気づいていませんでしたが、やはり疲れが目に出ていたのだと実感しました。

体のマッサージには行くことがあっても、頭のケアをする機会は意外と少ないもの。ヘッドスパの重要性を改めて感じた体験でした。リラックスしながら疲れを癒したい方には、ぜひおすすめしたい施術です◎。

頑張りすぎてる自分へ、ご褒美を

なんとなく、頑張りすぎることが当たり前になっていたここ最近。眠りの質は落ち、どれだけ寝ても疲れが取れない。そんな日々をやり過ごしていたけれど、それが当たり前になってしまうのは、少し危険なのかもしれません。

だからこそ、体の不調や心の疲れのサインにしっかり耳を傾け、自分を整える時間を持つことが大切。たった数時間のリトリートでも、お店に入る前と後では、心の軽やかさがまるで違いました。

体にいいことをすれば、心も喜ぶ。心が満たされると、小さなことにもワクワクできて、自然と感謝の気持ちが生まれる。そして、自分にも人にも優しくなれる。N by mariranは、そんな心と体の循環を生み出してくれる、温かな空間でした◎。

東京のお気に入りひとリートスポットとして、みなさんもいかがでしょうか?

N by mariran
〒154-0024 
東京都世田谷区三軒茶屋2丁目23−18 1F
営業時間 9時30分~18時30分 (木曜日のみ20時00分まで)
電話番号 090-6038-2318

撮影/柳香穂 構成・文/石坂友里